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27年度終了

「絵画の何か」「絵画の夕べ」

「絵画の何か/Something of Painting」展

「絵画の何か」を表題に「つくること、続けること、これからの絵画」について、同時代を生きる画家たちとともに考えます。
愛知はこれまで数多くの優れた画家を生み出してきた場所でもあり、本展企画者である佐藤克久も名古屋を拠点に絵画/立体を制作するアーティストの一人です。
現代美術のフィールドにおいて、今日では素材や手法、表現形式の幅は大きく広がり、参加型や共同制作といった複数人での作品制作などが、数多く見受けられるようになりました。その一方で「絵画」は、多くの画家たちが辿ってきた長い歴史の上で常に、「描く」というプリミティブで孤独な行為によって表現を模索してきたジャンルだと言えるでしょう。
作家自らの問題意識を出発点に、絵画を多角的に捉え、「絵画の何か」について思考し、これからの絵画への可能性を探ります。
 

〈開催概要〉

■開催期間 : 2015年11月13日(金)~12月26日(土)
■時  間 : 11:00~19:00(入場は閉館時間の30分前まで)
■休  館  日  : 日曜・月曜・祝日
■会    場 :  Minatomachi POTLUCK BUILDING 3F
                       (名古屋市港区名港1-19-23)
                         *名古屋市営地下鉄 名港線「築地口」駅下車、2番出口より徒歩1分
■入  場  料  : 無料
■企  画 : 佐藤克久(美術家)、Minatomachi Art Table,Nagoya[MAT,Nagoya]
■主  催 : 港まちづくり協議会





トークシリーズ「絵画の夕べ」

同時代を生きるアーティストとともに「絵画」について対話するトークシリーズ。
アーティストだけでなく、美術館学芸員をゲストに迎えます。

〈開催概要〉

第1回「絵画を続けていくこと」
■日  時 : 2015年11月21日(土) 18:00~20:00
■スピーカー: 田島秀彦・山田純嗣(アーティスト)
        笠木日南子(名古屋市美術館学芸員)

第2回「種明かしと方法」
■日  時 : 2015年11月27日(金) 19:00~21:00
■スピーカー: 花木彰太・前川祐一郎(アーティスト)
        天野一夫(豊田市美術館チーフキュレーター)

第3回「絵画のこれから」
■日  時 : 2015年12月19日(土) 18:00~20:00
■スピーカー: 川角岳大・小島章義・堀至以・守本奈央(本展出展アーティスト)
        島敦彦(愛知県美術館館長)


■聞  き  手  : 佐藤克久(美術家/本展企画者)
■会  場 : Minatomachi POTLUCK BUILDING 1F
■予  約 : 不要(定員30名)




 

〈ゲストプロフィール〉

企画者プロフィール

 佐藤 克久Katsuhisa SATO
1973年広島県生まれ。愛知県在住。活動当初は概念的な立体や写真作品を発表していたが、近年は絵画形式を中心に制作している。主な展覧会に「反重力」(豊田市美術館、愛知、2013年)、「リアル・ジャパネスク」(国立国際美術館、大阪、2012年)などがある。MAT,Nagoyaのコミッティーメンバーも務める。
http://satokatsuhisa.jimdo.com
 

出展アーティストプロフィール
 川角 岳大/Gakudai KAWASUMI
1992年愛知県生まれ。東京都在住。犬、カニ、車、パイナップルなどの絵を描き、木材なども使用した大きなものなど、幅広く制作している。主な展覧会に「The Bear year」(Gallery FINGER FORUM、愛知、2013
年)、「science fiction Ⅱ」(Art spot Korin、京都、2014年)、「ド根性絵画説」(名古屋市民ギャラリー矢田、愛知、2015年)、「アートアワードトーキョー丸の内 2015」(丸ビル1F マルキューブ、東京、2015年)などがある。
 

 小島 章義/Akiyoshi KOJIMA
1979年愛知県生まれ。愛知県在住。絵画作品を主題に平面作品の他、近年ではレリーフ、立体作品なども制作している。主な展覧会に「FROM yadokari tokyo vol.14」(itadaki BLDG.、東京、2015年)、「Unknown
Nature」(早稲田スコットホールギャラリー、東京、2014年)、「アートプログラム青梅 雲をつかむ作品たち」(青梅市立美術館、東京、2013年)「little island」(GALLERY TERRA TOKYO、東京、2013年)な
どがある。
http://little-island.webnode.jp/


 堀 至以/Chikai HORI
1988年愛知県生まれ。石川県在住。ドローイングを制作の土台とし、抽象的な絵画及び立体の制作を行っている。制作の中での発見を形態化していくことで、変容する可能性を内包した作品について思考している。主な展覧会に「Make The Plant」(問屋まちスタジオ、石川、2014年)、「ファン・デ・ナゴヤ美術展2014 虹の麓-反射するプロセス-」(名古屋市民ギャラリー矢田、愛知、2014年)などがある。
http://horichikai.web.fc2.com


 守本 奈央/Nao MORIMOTO
1991年兵庫県生まれ。愛知県在住。平面、立体を問わず、「なんともいえなさ」「とるにたらなさ」などの弱くかすかな気配をテーマに手法を固定することなく制作をしている。作品がなにものにもなりきらない状態をよしとし、従来とはことなる絵画へのアプローチを行っている。主な展覧会に「ド根性絵画説」(名古屋市民ギャラリー矢田、愛知、2015年)、「森のオープンスタジオ」(美濃加茂文化の森、岐阜、2015年)
などがある。
http://www.nao-morimoto.com

 

絵画の夕べ スピーカープロフィール
 田島 秀彦/Hidehiko TAJIMA(アーティスト)
1973年岐阜県生まれ。岐阜県在住。古今東西のタイル柄やステンドグラスなど日常に遍在する装飾模様などをモチーフとし、絵画やインスタレーション作品を制作している。主な展覧会に「愛知ノート」(愛知県陶磁美術館、愛知、2015年)、「窓から窓へ、風景から風景へ」(ケンジタキギャラリー東京、東京、2013年)「ポジション2012 名古屋発現代美術 この場所から見る世界」(名古屋市美術館、愛知、2012年)などがある。


 山田 純嗣/Junji YAMADA(アーティスト)
1974年長野県生まれ。愛知県在住。自作の模型を写真に撮影し、そのプリントの上に銅版画を重ね刷る、「インタリオ・オン・フォト」と自ら呼ぶ手法で、3次元と2次元の認識を往還する作品をつくり、「絵画とは何か」という問いに向き合っている。主な展覧会に「山田純嗣展 絵画をめぐって 理想郷と三遠法」(一宮市三岸節子美術館、愛知、2014年)、「アイチのチカラ!」(愛知県美術館、愛知、2013年)などがある。
http://junji-yamada.com/


 花木 彰太/Shota HANAKI(アーティスト)
1988年愛知県生まれ。愛知県在住。関係性としての絵画をテーマとし、日常的な風景や建築、家屋などの構造物とそこから生まれる光と影を色面、線など絵画の基本的な要素に還元し絵画を制作。主な展覧会「meeting」(GALLERY VALEUR、愛知、2015年)、「in the forest」(metsa、愛知、2015年 )、「Flesh and bone」(海岸通ギャラリーCASO、大阪、2013年)などがある。
http://www.shotahanaki.com


 前川 祐一郎/Yuichiro MAEKAWA(アーティスト)
1981年静岡県生まれ。愛知県在住。前川の作品は、制作するなかで画面の内や外で感じられる知覚を頼りにして描かれており、他者と感覚として共鳴できる部分を大事にしながら、描かれたものが想像力を誘発するような画面について考察している。主な展覧会に個展(愛知県立芸術大学サテライトギャラリー、愛知、2015年)、「Row Row Row Your Boat/TWS-Emerging 2014」(トーキョーワンダーサイト渋谷、東京、2014年)などがある。
http://yuichiromaekawa.blogspot.jp


 笠木 日南子/Hinako KASAGI(名古屋市美術館学芸員)
富山県生まれ。あいちトリエンナーレ2010ではキュレーターを務めた。主な展覧会に「放課後のはらっぱ 櫃田伸也とその教え子たち」(愛知県美術館・名古屋市美術館、愛知、2009年)「ポジション2012 名古屋発現代美術 この場所から見る世界」(名古屋市美術館、愛知、2012年)、「親子で楽しむアートの世界 遠回りの旅」(名古屋市美術館、愛知、2014年)などがある。


 天野 一夫/Kazuo AMANO(豊田市美術館チーフキュレーター)
1959年東京都生まれ。O美術館学芸員、京都造形芸術大学教授を経て現職。
主な展覧会に「ART IN JAPANESQUE」(O美術館、東京、1993年)、「メタモルフォーゼ・タイ
ガー」展(O美術館、東京、1999年)、「近代の東アジアイメージ―日本近代美術はどうアジアを描い
てきたか」(豊田市美術館、愛知、2009年)、「変成態―リアルな現代の物質性」展(gallery αM、
東京、2009-10年) などがある。


 島 敦彦/Atsuhiko SHIMA(愛知県美術館館長)
1956年富山県生まれ。富山県立近代美術館、国立国際美術館を経て現職。主な展覧会に「瀧口修造とその周辺」(国立国際美術館、大阪、1998年)、「小林孝亘」展(国立国際美術館、大阪、2000年)、「O JUN」展(国立国際美術館、大阪、2002年)「絵画の庭ーゼロ年代日本の地平から」(国立国際美術館、大阪、2010年)、「あなたの肖像ー工藤哲巳回顧展」(国立国際美術館、大阪、2013-14年)などがある。



Minatomachi Art Table,Nagoya[MAT, Nagoya] WEB:http://mat-nagoya.jp/