魅力的でにぎやかな港まちに集う

イベントレポート

みなと A GO GO! 02


グラフィックデザイナー小島邦康と見つける『港まちリトルプレ(イ)ス』

  "みかた"でまちが面白くなる



 港まちづくり協議会が発行する「ポットラック新聞」では紙面のデザインを行いながら、「みなとのみかた」というコラムも連載していた小島邦康さん。ZINEやリトルプレスの制作も多く手掛けられています。 そんな小島さんの港まちでのリトルプレ(イ)ス作りワークショップは今回で2回目。前回はデータでリトルプレスを作成しましたが、今回は紙に印刷し、製本までを楽しめるような企画に。 小島さんが大切にしている“みかた”は、見慣れた景色やモノでも面白がって視点を変えて観察してみるということ。そういった気持ちでまちを観察し、さらに発信することで楽しい世界がさらに広がる、と今回のポイントなどをお話いただきました。また、「トマソン」と呼ばれる、先に何もない階段のような、無意味な建築物についても教えていただきました。

 

  いざ、まち歩きへ!



 今回は築地口駅の西側の方面、中川橋へ向かって歩いてみました。 「これはなんだろう?」とみんなで考えながら立ち止まったり、各々で気になるものを見つけたり。参加者の中には、あれも「トマソンかな?」とじっくり観察しながら写真を撮っている方も。

撮影後、写真を見返し、タイトルと添える言葉を考えます。全員の分を集めて小島さんがレイアウトし、A3でプリントしたものを折りたたんで糸綴じすると、手のひらサイズのかわいいリトルプレスが出来上がりました。 みんなで1ページずつ見てみると、そこに着目していたんだ、その切り取り方もあったんだ、同じものを見てはいたけれど、その発想は無かった…!などの驚きがありました。そして写真に添えられている言葉次第で、写真の見え方も全然違うのでした。 様々な視点が集まり、その視点の違いも楽しめる。1人ではなく、みんなでやってみるワークショップだからこその面白さがありました。


 


 



開催概要

△: 魅力的でにぎやかな港まちに集う (1)地域の特色を活かしたにぎわいづくり
みなと A GO GO! 02 グラフィックデザイナー小島邦康と見つける『港まちリトルプレ(イ)ス』

日時|2021/8/28(土) 13:30 - 16:30
会場|港まちポットラックビル
参加者|6人  
講師|小島邦康
 

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グラフィックデザイナー小島邦康と見つける『港まちリトルプレ(イ)ス』