27年度終了
港まちで、学ぶ、味わう、考える。
「POTLUCK SCHOOL (ポットラック・スクール)」は、名古屋の港まちで、これからの「まち」についてみんなで考えるスクールです。
POTLUCKには、“料理を持ち寄る”という意味がありますが、このスクールでは、アイデアや知恵、時にはそれぞれの地域の問題や宿題を持ち寄って、共有し、楽しく学ぶことを目指しています。
これからの社会を考えるヒントに、アートやデザインの視点を取り入れ、現場の実践者やそれに関わる各専門家と、名古屋の港まちのクリエイティブな未来について考え、ネットワークを繋ぎます。
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※本年度のフォトレポートはこちら
■開催日時 : <第4回>2015年9月18日(金) 19:00~20:30
<第5回>2015年10月16日(金) 19:00~20:30
<第6回>2015年10月30日(金) 19:00~20:30
■会 場 : Minatomachi POTLUCK BUILDING
(名古屋市港区名港1-19-23 港まちづくり協議会事務所)
*名古屋市営地下鉄 名港線「築地口」駅下車、2番出口より徒歩1分
■参 加 費 : 500円(ワンドリンク・軽食付き)
*スクール終了後、交流会を行います。(参加自由)
■定 員 : 30名
■予 約 : 不要
■主 催 : 港まちづくり協議会
〈スクールスケジュール〉
日程 |
時間 |
テーマ・ゲスト |
9月18日(金) |
19:00~20:30 |
「ヴェネチア・ビエンナーレの舞台裏」 ゲスト:中野仁詞(神奈川芸術文化財団学芸員/第56回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館キュレーター) |
10月16日(金) |
19:00~20:30 |
「”街を読み解く”手法 建築×アート」 ゲスト:大東翼・鈴木一郎太(株式会社 大と小とレフ) |
10月30日(金) |
19:00~20:30 |
「空き家を再生し、まちを創る―円頓寺商店街のまちづくり―」 ゲスト:市原正人(市原建築設計事務所/ナゴノダナバンク代表) |
〈内容・ゲストプロフィール〉
◆第4回:9月18日(金)19:00~20:30
「ヴェネチア・ビエンナーレの舞台裏」
ヴェネチア・ビエンナーレは、イタリアの水の都・ヴェネチアで開催される国際的な芸術祭です。「ビエンナーレ」とは、イタリア語で「2年に一度」を意味し、1895 年より100年以上の歴史をきざみ続けています。第56回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館のキュレーターを務めた中野仁詞さんをゲストに「塩田千春:《掌の鍵》 –The Key in the Hand –」展についての舞台裏や、海外の地でアーティストとともに展覧会を作り上げるプロセスなどを伺います。
中野仁詞/ NAKANO Hitoshi
1968年神奈川県生まれ。神奈川芸術文化財団学芸員。演劇部門、音楽部門(神奈川県立音楽堂)を経て、神奈川
県民ホール、KAAT神奈川芸術劇場で学芸員を務める。現代美術の展覧会をはじめ、現代音楽、能や声明などの日本の伝統表現、ダンスなど分野を横断した幅広い企画を行っている。主な企画展に、塩田千春展「沈黙から」(2007年)、泉太郎展「こねる」(2011年)、「日常/オフレコ」展(2014年)など。
http://2015.veneziabiennale-japanpavilion.jp/ja/
◆第5回:10月16日(金)19:00~20:30
「”街を読み解く”手法 建築×アート」
楽器のまちとして名高い浜松市。近年、まちの中心地には個性豊かな商店が増え、デザイナーや建築家が事務所を構えるなどクリエイティブな活動地域としても注目を集めています。「株式会社大と小とレフ」は、建
築とアートの異分野の2人が共同で設立し、黒板とキッチンを備えたセミナールーム「黒板とキッチン」の企画運営や、演劇作品の発表など分野を越境した活動を行っています。彼らのプロジェクトを通じてまちを読み解く術を学びます。
大東 翼/ OHIGASHI Tasuku
鈴木一郎太/ SUZUKI Ichirota
株式会社 大と小とレフ
関西を拠点に建築家として活動していた大東翼とロンドンでアーティストとして活動していた鈴木一郎太が、プロジェクトやイベントの企画・マネジメント、建築設計を行う会社として2013年に浜松に設立。一見関係ないようなことでも簡単に切り分けず地続きなものと捉えるという姿勢を元に、様々な案件に対して、クリエイティブな視点でディレクションやプロデュースを行っている。
http://kokubantokitchen.wix.com/bbandk
◆第6回:10月30日(金) 19:00~20:30
「空き家を再生し、まちを創るー円頓寺商店街のまちづくり―」
円頓寺商店街は、名古屋駅近くにありながらも那古野(なごの)という古い町並みを残すエリアにあります。この古き良き商店街で、毎年多くの人が訪れる「円頓寺パリ祭」の開催や、世界中の旅人が集まるゲストハウスが誕生しています。その背景には、商店主や理事だけでなく、建築家やデザイナーなども交えた「ナゴノダナバンク」の存在があります。今回は、その代表の市原正人さんをお招きしクリエイティブな実践事例からまちづくり
を考えます。
市原正人/ ICHIHARA Masato
市原建築設計事務所主宰。有限会社デロ代表取締役。ナゴノダナバンク代表。建築家として、商業施設をはじめ、住宅などの設計を行う傍ら、円頓寺界隈への関わりは古く、まちづくりへの取り組みは20数年にも及ぶ。既存のコミュニティの結束が強い地域に新しい店舗を出店する際の仲立ちを重視し、円頓寺商店街に新たな風を呼び込んでいる。名古屋の港まちの新たな拠点「Minatomachi POTLUCKBUILDING」改修設計も手がけた。
http://nagosyu.net/living
〈問い合わせ〉
港まちづくり協議会事務局(担当:吉田、児玉)
〒455-0037 名古屋市港区名港1-19-23
Minatomachi POTLUCK BUILDING
*名古屋市営地下鉄 名港線「築地口」駅下車、2番出口より徒歩1分
TEL : 052-654-8911
Mail : info@minnatomachi.jp