みんなと港まちを創る

4月

Kitchen Stories

 
まちをひらく|Open Sesame!
Chatting in the Kitchen -台所でおしゃべり-
 
 
み(ん)なとまちをつくるアーカイブプロジェクトの一環で、昨年行った、陶芸家/美術家の本原令子さんとのプロジェクト「Chatting in the kitchen -台所でおしゃべり-」。このプロジェクトをまとめた記録集が完成しました!
 
 
 
台所でおしゃべり…そのあとで。
おしゃべりとは“とりとめのない会話”のことです。美術家・陶芸家の本原令子さんは、このプロジェクトの趣旨を端的に「港まちに住むどなたかのお宅へ伺う。そのウチの定番料理などを教わって、一緒につくったり、食べたり…。そうして話したことを記録して本にまとめる」と表現しています。他所さまの台所というプライベート空間に、わざわざ出かけていって、とりとめのないおしゃべりを何時間も記録するという不思議なプロジェクト。しかしその断片には、社会あるいは個人が抱える、孤独、悲哀、喜び、希望が垣間見られ、過ごした時間は私たちにとってのかけがえのない滋養となりました。本書では、そんなプロジェクトのエッセンスが凝縮して味わえます。今も私たちの中に反芻するとりとめのない会話の続きを、みなさんにもお楽しみただけたらと考えています。
 
▶プロジェクト詳細はこちら
 
 
 
 
  
 
 
(書影写真:小島邦康)
 
 
記録集『 Kitchen Stories|キッチン・ストーリー』
制作:本原 令子
企画:古橋 敬一、児玉 美香(港まちづくり協議会)
編集:竹内 厚(Re:S)
写真撮影:村上 将城
デザイン:小島 邦康(Artical inc.)
発行日:2022年3月
発行:港まちづくり協議会
 
 
 
内容
①台所でおしゃべり
名古屋の港まちで、本原さんと港まちづくり協議会スタッフが8組の台所を訪ねて、定番料理を教わりながら、共に食べ、話した会話録と写真記録(A2サイズ×8組)。
 
②陶芸家の傾き
プロジェクト後に、本原さんがまとめた9編のエッセイ(B5判80ページ)。
 
③台所でおしゃべり、そのまえに…あるいはそのあとに。
本プロジェクトを企画し、本原さんと並走した港まちづくり協議会(古橋敬一・児玉美香)による「Kitchen Stories」の副読本(A5判16ページ)。港まちにおけるまちづくりとは?といった前提となる話も収録。
 
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希望される方に(おひとり1冊)お贈りいたします。下記フォームからお申込みください。

※お申込み受付を締め切りました。たくさんのお申込みありがとうございました。

 

 
 

本原令子さん
陶芸家/美術家。多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン科卒業、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)セラミックスアンドグラス修士課程修了。「土があれば何でもできる」をテーマに、2013年から5年間に渡って続けてきた静岡市の登呂遺跡を舞台にしたアートプロジェクト「ARTORO(アートロ)」の活動を記録したエッセイ、「登呂で、わたしは考えた。」を執筆。

http://motoharareico.net/