魅力的でにぎやかな港まちに集う

10/23(土)13:30~16:30

「生活庭園研究家 四井千里」

生活庭園研究家 四井 千里に教わるハーブの魔法〜蒸留編〜

  イベントレポート  

  蒸留ってどんなもの?


 
 今回は港まちのガーデンで育つローズマリーを使っての蒸留ワークショップ。実施するにあたり、なんと2kgものローズマリーが必要とのことで、前日の夜、みなとまちガーデンを巡りながら集めていきました。

そして当日、講師である四井千里さんの暮らしに共感し、自然のおもしろさを体験してみたい方々がたくさん集まってくださいました。みなさん、机に置かれた蒸留器に興味津々の様子。早速、千里さんから蒸留についての仕組みを教えてもらいました。

簡単にまとめると、前日に採集したローズマリーは大きな鍋の中に入っていて、その鍋を熱すると、蓋に繋がっているチューブからローズマリーの成分が蒸発し、筒状の冷却器の中を通りながら冷やされ、円錐のような形のガラス瓶にたまっていくそうです。
それでは、作業スタート!

 

 
 

  身近な植物を暮らしの中に取り入れてみよう



 鍋を熱し始めると、チューブを巡りながら、ぽたぽたとウォーターが溜まっていきます。この一連の動きを見ているだけで、とてもおもしろい。そして、会場にはフロアいっぱいにローズマリーの香りが漂い、通りかかった人たちもいい香り!と足を止めるほどでした。

蒸留には1時間弱かかるとのことで、その間、近くのガーデンから各々が採集してきた草花を使ってブーケ作り。これとこれを組み合わせたらどうかな、と悩んだり、それすごく可愛い葉っぱですね、と交換が始まったり。個性豊かなブーケが作られました。

そうしている間に、ハーブウォーターがだいぶ溜まってきました。「上の方に溜まっている黄色い層がオイル(精油)です」と千里さん。これがあの精油か!と、参加者のみなさん、代わる代わる覗き込んでいました。こうやって抽出されたローズマリーの成分。参加者の方からは、「お店で売られてる精油を見て、高いなって思ってましたが、2kgのローズマリーに対してほんの少ししか採れないんだと知って納得しました」という感想もありました。最後はハーブウォーターを人数分のボトルに取り分けてお持ち帰り。お風呂に入れたり、髪のマッサージに使ったりできるそうです。自然の恵みを楽しみながら暮らしに取り入れる方法を知ったワークショップでした!





 



開催概要

八ヶ岳南麓に住み自然の恩恵や植物を五感で楽しむ暮らしを実践するソイルデザインの四井千里さん。2019年度はハーブを煮出して植物染め体験を行いました。今回は「みなとまちガーデン」で育つハーブを収穫し、四井さんの大きな蒸留器を使って、ハーブウォーターづくりに挑戦します。植物の葉や花などから成分を抽出する過程やその使い方などについても学び、自然のおもしろさを体験しましょう。抽出したハーブウォーターはお持ち帰りいただけます。

 

    
                
       

日 時|2021年10月23日(土)13:30~16:30
集 合港まちポットラックビル
ホスト|四井千里
定 員|6名 
参加費|1000円(材料費込み、飲み物付き)
持ち物|エプロン

よつい・ちさと/2007年より八ヶ岳南麓に移住。パーマカルチャーのデザイン思想に学び、日本の風土、伝統的な暮らし、文化にそったライフスタイルを提案する「ソイルデザイン」のメンバーとして、フラワーアレンジメント・ハーブの蒸溜等のワークショップ講師などを行う。
●ソイルデザインHP|soildesign.jp

 

※注意事項 
◎予約受付は先着順とさせていただきます。
◎ご家族等でお子様が参加される場合でも、1名としてカウントさせていただきますので、予めご了承ください。
◎定員になり次第、応募を締め切らせていただきます。
◎申込期限は、開催日の3日前までです。
◎キャンセルについては、開催日の2日前までにご連絡をお願いいたします。1日前、当日のキャンセルについてはキャンセル料が発生する場合がありますのであらかじめご了承ください。
◎各プログラムに参加される方は10分前までに集合場所までお越しください。
◎新型コロナウイルス感染症の状況等により、会期、実施内容等が変更となる場合があります。
 



チラシPDF
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