イベントレポート
港まちをあるいて葉っぱ探し
今年度、港まちで滞在制作をされているエリオット・ヘイグさんと澤田奈々さん。自然環境をテーマに作品を制作されているお二人と一緒にモノプリントを行う今回のGOGO。他の地域でも同じようなワークショップを行ったことがあるそうですが、果たして港まちの植物ではどのような仕上がりになるでしょうか? まずはポットラックビルに集合して、旧・名古屋港税関寮までの道すがら、みなとまちガーデンプロジェクトの花壇から葉っぱを採取します。「これはスズメノエンドウだね〜」とお子さんに植物の名前を教えてあげる親御さんも。奈々さん曰く、特に平べったい葉っぱは、版画に向いているのだとか。雑草もよく観察してみるとかわいい形をしたものもたくさんあって、みなさん夢中で採集していました。
モノプリントにチャレンジ!
旧・港税関寮に到着したら、集めてきた葉っぱを使ってモノプリントにチャレンジ。ローラーを使って葉っぱにインクを伸ばしていきます。インクの量によっても仕上がりが全然違い、数回同じ版で刷ってみると、ちょうどよいインクの量になってきて、かすれの味わいが出てきました。背景の色と葉の色の組み合わせ次第で様々な作品ができてこれは楽しい!「次はこの色とこの葉っぱで…」「次刷ってみたらもっと良いのができるかも…」と何度やっても飽きない楽しさがありました。大人も子どもも、時間を忘れてモノプリントの面白さに心掴まれる会となりました。
開催概要
△:魅力的でにぎやかな港まちに集う (1)地域の特色を活かしたにぎわいづくり
みなと A GO GO! 07 エリオット・ヘイグ+澤田奈々
日 時|2023年3月11日(土) 14:00~16:00
会 場|旧名古屋税関寮・港まちポットラックビル
参加者|11名
講 師|エリオット・ヘイグ+澤田奈々